2023年07月

SG邸 境界ブロックと門塀ブロック積み

SGさま邸、境界ブロックと門塀ブロックを積みました。

境界ブロックはSBICのスクエアCです。

門塀ブロックには、天然石調タイル貼り&ジョリパット塗り壁仕上げになる予定です。

エクステリア工事とは?目的別のおすすめ工事と専門業者の選び方

エクステリア工事の範囲はどこまで?外構工事と何が違うの?

新築をする人は、エクステリアと外構の違いや目的を知らないと、失敗をしてしまうリスクがあります。リフォームをする人は、業者の選び方を参考にしてください。エクステリア工事への理解が深まれば、希望通りのステキな空間を作るのに役立ちますよ。

今回は、エクステリア工事の意味と種類、目的別のおすすめ工事とエクステリア専門業者の選び方を解説します。

 

目的エクステリア工事
バーベキューを楽しみたいウッドデッキ&シンク
子供を安全に遊ばせたい門扉orゲート
玄関前の階段で転びそう手すり
夏の車内が暑すぎるカーポート

 

エクステリアは暮らしを豊かにしてくれるもの。せっかく戸建てに住んでいるなら、外の空間も快適にしていきましょう。

 

エクステリア工事の意味

まず、エクステリア工事とは何かを明確にします。外構工事の意味と比較しながら説明します。新築とリフォームのエクステリア工事を上手に使い分けて、理想の空間を手に入れましょう。

 

エクステリアとは

建物の外部デザインや装飾のこと

外構とは

建物の外部環境を整備する構造や工事のこと

 

エクステリアはデザインの要素が強く、外構は機能や安全の向上を目的としています。エクステリアは外の空間そのもの、外構は外にある構造物といったイメージ。

 

新築のエクステリア

新築時に最低限やっておきたい外構工事は、擁壁、カーポート、外部照明、立水栓など。入居後にエクステリア工事として、アプローチや門扉、植栽のデザインをじっくり検討するのもありです。エクステリアと外構は重複する部分があるものの、目的が異なります。新築の場合は、工事のタイミングを見極めましょう。

 

リフォームのエクステリア

住んでみてわかる不満や悩みを、エクステリアのリフォームで解決できます。雑草の手入れが大変でタイルデッキにしたらお手入れが楽になった、日差しが強すぎる掃き出し窓に屋根付きのテラスを設置したらお茶を楽しめる空間になった、など。リフォームで日々の生活が豊かになるのも、エクステリア工事のメリットです。

 

エクステリアの種類

つづいて、エクステリアの種類を説明します。一般的には、コストを抑えるにはオープン、高級感や防犯性を高めるにはクローズといわれています。どちらのスタイルもメリット・デメリットがあるので、予算の範囲で優先順位を決めてください。

 

オープン

敷地と道路の境目が開放的なデザイン。玄関アプローチに門扉を設置せず、塀やフェンスによる道路との区切りがありません。

デメリットとしては、外部からの侵入がしやすく、家の中が通行人に見えてしまうという点があります。植栽やカーテンでプライバシーを守る工夫をしましょう。

 

クローズ

敷地内が外から見えないように、塀で囲まれた閉鎖的なデザイン。門扉の種類や塀に使う素材によって高級感を演出することができます。

デメリットとしては、工事費用がかかる点と防犯対策をしないと、空き巣に狙われやすいという点があります。防犯カメラやセキュリティ対策をしましょう。

 

セミクローズ

オープンとクローズの間をとったデザイン。エントランスは門扉を設置してクローズに、カーポートはオープンにして出入りができるように使い分けます。

デメリットとしては、計画の段階からデザインを考えておかないと全体のバランスが悪くなるという点です。信頼できる専門業者に依頼しましょう。

 

目的別おすすめエクステリア工事

エクステリア工事で解決できる悩みや実現する夢があります。具体的にどんなシーンで、どのようなエクステリア工事が最適なのかを解説します。

 

バーベキューを楽しみたい

広めのウッドデッキにシンクを設置するのがおすすめ。シンクはバーベキューの下ごしらえや片付け、手洗いにも使えて便利。人工木材のウッドデッキにすれば、メンテナンスが楽で腐る心配もありません。

 

子どもを安全に遊ばせたい

道路とエントランスの間を門扉で仕切るのがおすすめ。門扉やゲートがあれば、子どもやペットの道路への飛び出しを防止できます。玄関までの奥行きがない敷地は、引き戸タイプや伸縮門扉を検討しましょう。

 

玄関前の階段で転びそう

階段に手すりを設置するのがおすすめ。高齢者だけでなく幼児や妊婦にとっても階段の登り降りはヒヤッとするもの。手すりがあることで段差に対する視認性がアップして点灯を防ぐ効果もあります。デザインにこだわった手すりも選べます。

 

夏の車内が暑すぎる

車の暑さ対策にはカーポートの設置がおすすめ。車内温度を抑えるには、日陰にするか紫外線の熱を遮断しなくてはなりません。カーポートの素材は、アルミなど日陰を作るものや熱線を吸収する高機能なポリカーボネートがあります。

 

エクステリア専門業者の選び方

最後に、エクステリア工事を依頼する専門業者の選び方を解説します。業者によって得意・不得意の分野があるので、初めにイメージを固めることが重要です。

 

完成イメージを固める

オープンかクローズか、洋風か和風か、カーポートをつけるか、植栽をメインにするかなど、全体的なデザインを考えましょう。希望のイメージに近い画像を集めておくと便利です。

 

施工事例をみる

気になる業者のホームページをチェックします。掲載されている施工事例が、希望のデザインを実現できそうかを判断してください。多くの施工事例を比較すると、業者の得意分野がわかってきます。

 

近所から探す

エクステリア工事は天候に左右され、工期がかかるケースがあります。自宅から遠い業者に依頼すると、交通費分の諸経費が高くなることも。また不具合のときのアフターサービスも地元の方が安心です。

 

見積もりを比較する

エクステリア工事はフルオーダーメイド。工事の範囲と素材によって大きく金額が変動します。予算は最初からはっきりと伝えましょう。優良な業者であれば、希望に沿った提案をしてくれます。カーポートなど定価が高い商品は、品番指定をした方が比べやすいですよ。

 

デザイン力をみる

ラフプランや3Dデザインの提案書を比べてみます。アプローチまわりは個性あふれるデザインが求められるところ。タイル貼りやモルタル造形、植栽などからセンスの良し悪しをみていきます。

 

アフターサービス

通常エクステリアに使われる既製品は、製造メーカーの保証がついています。確認したいのは、施工業者の保証があるかどうか。工事しっぱなしでは、不具合があったときに困ります。施工の保証期間や保証内容も事前に確認しましょう。

 

まとめ

今回は、エクステリア工事の意味と種類、目的別のおすすめ工事とエクステリア専門業者の選び方をお伝えしました。

エクステリアはデザイン性が強く、種類によってもコストが異なります。

オーダーメイドだからこそ、希望にあった専門業者に相談することがおすすめ。

業者の選び方のポイントは、業者の得意・不得意を早い段階で見極めることです。そのためには、初めに完成イメージを固めてから、ホームページの施工事例を比較することが重要とお伝えしました。

エクステリアで外の空間を充実させることで、日々の暮らしをもっと豊かに。

ちょっとした部分リフォームでも、満足度の高い生活が送れるかもしれません。もちろんエクステリアで、安全性や利便性を高めるのもいいでしょう。

四季の移ろいを感じる暮らしを、あなたも始めてみませんか。

 

TK邸 ブロック&フェンス

TKさま邸、ブロック塀とフェンスが付きました。

ブロックは、SBICのリブロックRXです。

フェンスは、三協アルミのララミーです。

立水栓の位置で後悔!失敗したパターンとリフォームによる対応策を解説

いざ新居に住んでみたら、立水栓の位置に後悔している方、いらっしゃいませんか?

ハウスメーカーや工務店にお任せで、深く考えていなかった・・・。

日々の草花への水やりも、立水栓が使いづらいとストレスが溜まってしまいます。

この記事では、新築時に立水栓の位置に失敗した実例とリフォームによる対応策を解説します。

毎日の植木やお花の水やりなどの小さいストレスから解放される方法が分かります。

 

立水栓の失敗パターン

・狭い駐車場の奥にあって使いづらい

・真夏の植栽への水やりが面倒くさい

・カーポートに車が停めにくい

立水栓リフォームのポイント

・どこから配管を引くか?

・どうやって排水するか?

 

立水栓の位置を気にせず、快適なガーデニングライフを送りたい人は、ぜひ最後まで読んでみてください。

 

立水栓の位置の決め方

家の配置図をよく見ると、立水栓と散水栓が配置されています。

玄関やカーポート近くに散水栓、お庭まわりに立水栓が配置されているパターンが多いです。

どこに設置するかを間違えなければ、後になって後悔することもないでしょう。

 

水を使う用途で決める

水を使う用途が決まれば、おのずと位置は決まります。どんなシーンで立水栓が活躍するのか?を考えてみてください。

 

立水栓を使うシーン立水栓の場所
車の洗車をするカーポート
バーベキューをするウッドデッキ
プール遊びをするタイルテラス
草木に水やりをするアプローチ
手やペットの足を洗う玄関前

 

頻繁に水を使う場所ほど、近くに立水栓があるとストレスが少ないです。

 

ガーデンパンの有無

ガーデンパンとは、排水口のある立水栓の水受けのことです。蛇口の下にあることで、水や泥が飛び散らないようにする役割があります。

洗い物をするのに便利ですが、注意点はスペースを取ること。ガーデンパンのサイズが合わないと、邪魔になってしまうことも。

既製品で良さそうなものがなければ、おしゃれでコンパクトな水受けを外構工事で作ることもできます。

 

立水栓の位置で失敗したパターン

なぜ立水栓の位置に後悔しているのか?ありがちなのは、新築計画のときには立水栓そのものに興味がなかったから。

建物側の仕様確定が大変で、外構までじっくり検討する余力がないこともあります。

 

狭い駐車場の奥にあって使いづらい

隅っこにとりあえず設置したら、使いづらいという失敗談です。

車止めの手前に駐車しないと立水栓が使えないため、車止めが機能していません。しかも、ガーデンパンがないので、毎回カーポートのコンクリートが汚れてしまうのも問題です。

 

真夏の植栽への水やりが面倒くさい

家の端と端に外水栓を付けておけば不便はないはずと思い込んでいた、という失敗談です。

裏側からホースを伸ばして水やりをするものの、庭にホースが転がりっぱなしで気になってしまうというもの。さらに、真夏に水栓の開け閉めの度に、家の裏まで行ったり来たりするのが面倒と感じてしまいます。

 

カーポートに車が停めにくい

カーポートと玄関の動線を考慮せずに設置したらホース収納が邪魔、という失敗談です。

立水栓の奥に駐車するつもりだったが、実際には玄関近くに駐車する習慣がついてしまい、立水栓の横に車を停めています。スリムな収納ケースに変えたいが、ホースの距離を短くすることはできないので、バック駐車の度にプチストレスを感じてしまいます。

 

立水栓リフォームの対応策

立水栓が残念なことになってしまっても、リフォームで概ね解決できます。水道の配管工事が絡むので、まずはプロに現地を見てもらいましょう。現場の条件が良ければ、思ったより配管増設の工事費用がかからないケースもあります。

 

立水栓リフォームのポイント

どこから配管を引くか?

すでにある散水栓や立水栓の給水管から、配管を延長することになります。配管の延長が、しやすいか?によって費用が変わります。配管が複雑になるほど、金額が高くなります。既存の外水栓が2つある場合は、配管がしやすい方を選んでください。

 

どうやって排水するか?

立水栓の用途が植木の水やりだけなら、ガーデンパンは不要です。場所も取りますし、排水管工事の費用も掛かるからです。手を洗ったり、洗い物をしたりする場合は、排水口があった方がいいです。水はけが悪いと、ジメジメした状況を生み出してしまいます。

 

立水栓リフォームの流れ

次に、立水栓の位置を変えるリフォームの流れです。商品の仕入れや着工がスムーズに進めば、全体で1ヶ月もかかりません。なお、業者により支払いのタイミングが異なります。

 

①立水栓の用途と排水の有無を決める

②外構業者に現地調査を依頼する

③立水栓の仕様を決める

④工期と見積を確認する

⑤契約と着工

⑥完工と支払い

 

立水栓の選び方

どうせリフォームをするなら、おしゃれで使いやすい立水栓にしたいですよね。立水栓は商品が充実していて、デザインも豊富です。

立水栓で選ぶのは「ポール」「蛇口」「ガーデンパン」の3つ。カタログやインターネットから、お気に入りのデザインを見つけましょう。

 

ポール

水栓柱であるポールには、ステンレス、アルミ、プラスチック、木目調、枕木風、陶器、タイル張りなど、さまざまな素材があります。

太さや色合いによって存在感が変わるので、スッキリと見せたい場合は細いポールにするか、お庭の植栽に馴染む素材や色が良いでしょう。また、ペットの足洗いに便利なシャワー付き水栓柱もあります。

 

蛇口

アクセサリーの要素が強く、豊富なデザインから選べる蛇口。個性的でおしゃれな蛇口にするだけで、お庭の雰囲気がステキになります。

水やりでホースをつなぎっぱなしにする場合は、ホース専用の補助蛇口がある2口仕様が便利です。なお、寒冷地では凍結防止の機能がついた仕様を選びましょう。

 

ガーデンパン

ガーデンパンは、素材・色・形・深さ・大きさがポイント。

ボウル型の水鉢、地中に埋め込まれたスプリット、モザイクタイル張り、ステンレスシンク、コンクリートなど、形と素材を決めるとスムーズです。水はねを避けたければ、深さのある形状がおすすめ。使い勝手が良く、ポールと蛇口のデザインにあったガーデンパンを選びましょう。

 

まとめ

この記事では、立水栓の位置で後悔した実例とリフォームによる対応策を解説しました。

立水栓の位置に失敗したとしても、リフォームで変えることはできます。

 

立水栓の失敗パターン

・狭い駐車場の奥にあって使いづらい

・真夏の植栽への水やりが面倒くさい

・カーポートに車が停めにくい

立水栓リフォームのポイント

・どこから配管を引くか?

・どうやって排水するか?

 

水まわりが使いづらいと、毎日のことなのでストレスも溜まってしまいます。

新築時にはじっくり検討できなかった立水栓の位置。せっかくリフォームをするなら、おしゃれにして魅力的なお庭に変身させましょう。バリエーション豊かな立水栓のカタログを眺めるだけでも、ワクワクするのではないでしょうか。

ちなみに、立水栓はネットショッピングで購入することもできますが、商品によっては外構業者の方が安く仕入れることができる場合もあります。お目当ての立水栓がある場合は、あらかじめ見積もりに入れてもらうよう依頼してください。

もし既製品で思ったようなデザインがなければ、オーダーメイドでオリジナルの外水栓を作るという選択肢もあります。

使いづらい立水栓をリニューアルして、ストレスのないガーデンライフを送るきっかけになれば幸いです。

 

【カーポートの位置には要注意!】失敗を防ぐ7つのポイントをご紹介

 

カーポートは、車を天候の影響から守るだけでなく、家の外観や景観を高める存在となるため、その設置位置は非常に重要です。

しかし、一度設置したカーポートの位置を後から変えるのは、一筋縄ではいきません。

カーポートの位置で後悔した経験、あるいは、そうなりそうな心配はありませんか?

 

カーポートの位置を間違えると、家の明るさを奪う、隣家への迷惑に繋がる、法律違反になるなど、深刻な問題になる可能性があります。

また、カーポートの位置は、快適な暮らしや安全性に大きな影響を与えます。1度設置してしまうと、移動や変更は困難で、それに伴う費用も発生します。


そこで、このコラムでは、カーポートの位置選びに失敗しない7つのポイントを紹介します。

これらのポイントを押さえることで、安全性や利便性を損なうことなく、理想的なカーポートを設置することできます。

これからカーポートを設置しようとお考えの方は、ぜひ参考にしてみてください。

 

カーポートの位置失敗とは?

最初に、カーポートの位置で失敗する典型的なケースと、その対策を紹介します。

 

失敗例1:カーポートの柱が車の乗り降りを妨げる

カーポートを設置する際、よく見落とされる問題が「カーポートの柱が邪魔になる」ケースです。

カーポートの柱は、その構造上、屋根を支えるために必要な存在です。しかし、柱の位置が車の乗り降りや駐車を妨げる場合、逆に利便性を損ね、安全性も失われることがあります。

 

具体的には、カーポートが車道に近い位置に設置され、柱が道路から見えにくい位置にあると、車の出入りの際に視界が遮られ、接触事故のリスクが高まります。

また、柱が車のドアを開ける範囲内にあると、乗り降りの度に柱に注意する必要があり、日常的な不便さを感じます。

 

カーポートの設置を計画する際には、柱の位置を十分に考慮して、その場所や車のドアを全開にしたときの範囲を含めて、設計することが重要です。

 

失敗例2:室内が暗い

もう一つよく見られる失敗例は、カーポートの設置により、室内が暗くなるケースです。

具体的には、カーポートが家の南側に設置された場合、本来日差しを直接受けるべき部分が、カーポートによって遮られてしまい、結果として家の中が暗くなることがあります。さらに、カーポートの屋根が低いと、光が家の窓に十分に入らず、同じく室内が暗くなる可能性があります。

 

このような問題は特に、リビングやダイニングなどの生活空間に影響を与えます。室内が暗いと、家全体の雰囲気が暗く感じられ、気分が沈みやすくなるだけでなく、目の疲労にもつながります。さらに、カーポートが家の正面に設置されている場合、家の外観や印象にも影響を与えることがあります。

これを防ぐためには、カーポートの設置位置と高さを事前に決めることが重要です。また、採光性のある屋根材を選ぶことも一つの解決策となります。

 

失敗例3:玄関前に設置して圧迫感がある

カーポートの設置場所として玄関前を選んだ結果、後悔する人は少なくありません。玄関は家の「顔」であり、訪問者が最初に目にするエリアです。そのため、全体的な家の印象に大きな影響を与えます。

しかし、大きなカーポートが玄関前に設置されると、その存在感で玄関エリアが圧迫され、美しい玄関が隠れてしまうかもしれません。さらに、家の全体的なバランスが崩れる可能性もあります。

 

そして、家の中から見た場合、カーポートによって窓からの視野が遮られ、外の風景が見えなくなるという問題もあります。このような失敗を防ぐためには、カーポートの設計や配置をよく考えることが必要です。例えば、カーポートのデザインを選ぶ際には、家の外観と調和するものを選び、そのサイズと形状が、家全体とのバランスを崩さないように、慎重に選ぶことが重要です。

 

また、カーポートの配置については、専門家に相談することも1つの選択肢です。専門家は、家の外観や玄関の印象を保つための最適なカーポート位置を提案してくれます。カーポートを玄関前に設置する場合は、慎重な計画と専門的なアドバイスを検討してみましょう。

 

失敗例4:隣の家に迷惑をかける

カーポートの位置が隣家に近すぎる場合、以下のような問題が発生する可能性があります。

  • カーポートの柱が、隣家の窓を遮り、視界を制限する
  • カーポートの屋根が、隣家の窓やバルコニーに影を落とし、日光を遮ることで生活の質を低下させる
  • カーポートから落ちる雨や雪が、隣家の壁や庭に飛び散り、長期的な損害を引き起こす

このような問題を防ぐためには、カーポートの設置計画段階で、隣家との間隔、カーポートの高さなどを慎重に考慮し、必要に応じて隣家からの許可や同意を得ることが大切です。適切なプランニングと配慮で、隣人と良好な関係を保つことを意識しましょう。

 

失敗例5:屋根が道路にはみ出す

カーポート設置の計画を進める際、自宅の敷地だけを考慮すると、カーポートの屋根が、道路にはみ出してしまうことがあります。

この状況は、自宅の敷地と公道との境界を正確に把握していない、または、カーポートのサイズを適切に計算できていない場合によく見られます。

道路に屋根がはみ出すと、通行人や近隣住民、さらには通行する車に影響を及ぼし、法律違反になる可能性もあります。

 

例えば、雨天時にカーポートの屋根から落ちる雨が、直接道路を通行する歩行者や車にあたり、不快な思いをさせたりします。

そのため、道路に面した場所にカーポートを設置する際は、適切な距離を確保し、周囲への影響を最小限に抑えることが大切です。

 

失敗例6:車を替えたら使えない

カーポートの設置は、一時的なものではなく、長期的な視点で計画することが重要です。特に、車の買い替えを考慮に入れないと、新しい車がカーポートに収まらないという問題が起こります。今はコンパクトカーでも、将来的にはミニバンやSUVに乗り換える可能性も考えて、カーポートの高さと奥行きに余裕を持たせることが大切です。

 

また、車のサイズだけでなく、乗り降りのしやすさも考えて、カーポートのサイズを決めます。特に小さな子供がいるご家庭は、子供の乗り降りのために、カーポートの屋根を高く設定し、ドア周辺のスペースを広くとることで、カーポートをより一層快適に利用できます。

 

さらに、近年では電気自動車(EV)やプラグインハイブリッド車(PHEV)が増えてきており、これらの車に乗り換える際は、専用の充電設備を設置するスペースが必要になります。カーポートの設置を検討する際は、将来を見据えて、余裕をもったサイズ選びと、電気自動車への対応も視野に入れておきましょう。

 

カーポート位置失敗を防ぐための7つのポイント

 

カーポートを設置する際には、次の7つのポイントを押さえておくことで、失敗を避けることができ、使い勝手の良いカーポートが実現できます。

  1. カーポートのタイプ
  2. カーポートの屋根材と採光性
  3. カーポートの高さと向き
  4. カーポートの設置場所
  5. 将来の変化を見通す
  6. 設置前のシミュレーション
  7. 施工業者の選定

カーポートは、様々なタイプ、サイズ、素材があり、それぞれにメリットとデメリットがあります。自分の車や家の状況に合わせて選ぶことが重要です。

例えば、屋根の形状によっては雨水や雪の排水が難しいものもあり、また、柱の位置や高さによって車の出入りが難しくなる場合もあります。さらに、素材によっては日差しを通しやすいものや耐久性に優れたものなど、各々特性があります。これらの特性を理解し、自身の状況に適したものを選びましょう。

ここからは、この7つのポイントを詳しく解説していきます。

 

カーポートのタイプ

カーポートには、大きく5つのタイプがあります。それぞれの特徴を説明します。

 

片流れカーポート

片流れカーポートは、柱が片側だけにある形状のカーポートで、屋根が一方向に傾斜しています。

シンプルな構造で、価格が安いのが特徴です。ただし、2台駐車するなど、大きなカーポートを作るには安定性にかけるのがデメリットです。

 

両側支持カーポート

両側支持カーポートは、名前の通り、カーポートの両側が柱で支持されているタイプです。

このタイプは、柱が中央にないため、車の出入りが容易で、2台止めても車同士が接触する心配が少ないです。

また、片流れカーポートよりも強度があり、車を、よりしっかり守ることができます。

 

中間支持カーポート

中間支持カーポートは、屋根を支える柱が中央にあるカーポートです。両側支持カーポートよりも柱が少なく、見た目がスッキリしているのが特徴です。

両側支持タイプに比べて、風や雪の影響を受けにくく、頑丈な構造となっています。ただし、中央に柱があるため、車の出入りに注意が必要です。

 

独立式カーポート

独立式カーポートは、家から独立して設置されるタイプです。敷地が広い場合や、家から離れて車を駐車したい場合に適しています。

また、自由に設置場所を選べるので、日照や風通しを考慮した位置選びが可能です。

 

連棟式カーポート

連棟式カーポートは、2台以上の車を並列に駐車できるタイプです。家族に複数の車がある場合や、ゲスト用の駐車スペースが必要な場合に便利です。

ただし、設置には広いスペースが必要となります。

 

これらのタイプのカーポートを選ぶ際は、車の台数、家のレイアウト、費用に合わせて選びましょう。

 

カーポートの屋根材と採光性

カーポートの屋根材選びは、その採光性と密接に関連しています。屋根材の種類によって、カーポート下の明るさや、その周辺の明るさが大きく変わります。

これは、家全体の明るさや、自然光の活用に直結するため、非常に重要な要素となります。

 

透明または半透明の屋根材を選ぶことで、カーポート下を明るく保つことができます。これは、車の出し入れの際の視認性を向上させ、安全性を高めます。

また、家への自然光の導入も可能になり、室内の明るさや開放感に寄与します。

 

それでは、カーポートの屋根材によく使用される材質を紹介します。

 

ポリカーボネート

ポリカーボネートは透明性が高く、頑丈で軽量な素材です。自然光を通すので、カーポート下が暗くなることを防ぎます。

また、耐候性と耐衝撃性があり、雨風や雪に強いです。ただし、経年劣化による変色や、紫外線による劣化が問題になることもあります。

 

ポリエステル

ポリエステルは耐久性があり、軽量で取り扱いやすい素材です。一般的には色がつけられており、カーポートのデザインに合わせて選べます。

耐候性がありますが、紫外線に弱く、劣化すると割れやすい特徴があります。

 

金属製

スチールやアルミニウムなどの金属製の屋根材は、非常に強く耐久性があります。重量があるため、設置には専門の知識が必要ですが、その分長持ちします。

金属の種類によりますが、錆びる可能性があります。

 

ガラス

ガラスは見た目が美しく、自然光を最大限に取り入れることができます。しかし、他の材料と比べて壊れやすく、設置とメンテナンスが難しい場合があります。

 

ビニール

ビニール屋根は軽く、価格も手頃です。しかし、他の材料と比べて耐久性が低く、風や雪に弱い傾向があります。

 

カーポートの屋根材を選ぶ際には、採光性や耐久性、価格などを考慮して選ぶようにしましょう。

 

カーポートの高さと向き

カーポートを設置する際、高さと向きは重要な要素となります。これらは利便性や効率性、さらにはカーポートの美観性にも影響を及ぼします。

 

カーポートの高さは、使用する車両の高さや運転する人の身長によって変わります。小型車を保管する場合や、運転する人の身長が低い場合は、低めの設定でも問題ありません。しかし、SUVやミニバンといった高い車両、または大型車を駐車する場合は、カーポートの高さを十分に確保する必要があります。

 

また、カーポートの高さは、積雪地域での雪の除去や、夏場の自然な風通しを考慮すると、より高めに設定することが望まれます。しかし、あまりに高すぎると周囲の風景を遮ってしまう可能性もあるので、適切なバランスが求められます。

 

カーポートの向きは、風向き、日差し、周囲の環境に合わせて適切に決定します。風が強い地域では、風を防ぐ方向に設置すると効果的です。

太陽光を最大限に利用したい場合は、日中の太陽の位置に基づいてカーポートの向きを決めます。家から離れた場所に設置する場合や、家の周囲に高い建物がある場合は、風向きや日差しを最大限に利用できる向きへの設置が必要です。

さらに、カーポートの出入り口の位置も重要な要素です。車がスムーズに出入りできるよう、道路へのアクセスを考慮した配置を行いましょう。

 

以上のように、カーポートの高さと向きは、その利便性や効率性、さらには美観性に大きな影響を与えます。それぞれの要素を慎重に考慮し、環境、自身のニーズ、そして地域の気候条件に基づいた最適な設定を見つけることが大切です。

 

カーポートの設置場所

カーポートを設置する場所選びは、大変重要なステップです。その位置一つで、車へのアクセス性、自宅への影響、見た目の美しさなどが大きく変わってしまいます。ここでは、カーポート設置場所の選び方について説明します。

 

まず、車の出入りをスムーズに行うために、道路からアクセスしやすい場所であることが求められます。しかし、道路から近くても、家の玄関や勝手口から遠いと、不便を感じるかもしれません。例えば、雨の日に買い物から帰ったとき、荷物を濡れずに運ぶのが大変だったりします。

 

次に、カーポートは家の外観にも大きな影響を与えます。玄関に近すぎると家の前が車で占拠され、家全体の印象がギスギスしたものになる可能性があります。また、カーポートが部屋の窓に近いと、日光が遮られ、室内が暗くなります。

 

そして、カーポートの設置場所は、日照や風通し、雨風からの保護など、自然環境にも左右されます。例えば、カーポートが西向きに設置されていると、夕方の直射日光を受けて車が熱くなる可能性があります。また、風通しが悪い場所にカーポートを設置すると、湿気がこもってしまい、カーポートや車が劣化する原因となることもあります。

 

このように、カーポートの設置場所は、家全体のレイアウトを十分に考慮して設置する必要があります。複雑な要素が絡み合いますので、地元の施工業者に相談することを検討してみてください。

 

将来の変化を見通す

カーポート設置の際には、今の状況だけでなく、将来の変化も視野に入れることが大切です。今の家族構成や車の種類に応じて、最適なカーポートを設計する一方で、家族構成が変わったり、車を買い替えたりする可能性も考えておくと、設置した後の後悔を回避できます。

 

例えば、コンパクトカーを持っている一人暮らしや夫婦だけの世帯でも、子供が生まれると大きな車が必要になるかもしれません。さらに、子供が大きくなって、運転を始めたり、パートナーが仕事を始めて、二台目の車が必要になる可能性もあります。

 

そのような時には、複数台駐車できる広さのカーポートが必要となります。先を見通すことは難しいですが、可能な限り将来の変化を見越して、余裕を持った設計を意識しましょう。

 

設置前のシミュレーション

カーポートの設置位置を確定する前に、シミュレーションを行うことは、問題の早期発見と失敗の未然防止に大きく役立ちます。

 

具体的なシミュレーションの方法として、カーポートの大きさを示すテープやロープを使用して、マーキングするという手法があります。

カーポートが設置された時の大きさを直感的に把握できて、障害物への衝突や車の出し入れの難しさを事前に確認できます。しかし、実際の作業は大変ですし、イメージしにくい側面があります。

 

このシミュレーションを専門的な施工業者に依頼すると、3Dデザインソフトを活用したカーポートの立体シミュレーションが可能になります。

この方法では、3D画像を見ながら修正することができ、カーポートの位置についてのミスを大幅に防げます。

 

信頼できる施工業者の選定

カーポート設置における重要な要素の一つは、施工業者の選択です。適切な業者を選択することは、工事の質やアフターケア、将来的なトラブル対応に直結し、カーポート設置の成功を大きく左右します。

 

しかし、どの施工業者を選べば良いのかを判断するのは、簡単ではありません。信頼できる施工業者を見つけるためには、インターネットでの口コミや評価、地元での評判などを参考にします。また、施工事例やアフターサービスの充実度などもチェックしてください。

さらに、直接業者とコミュニケーションを取ることもお勧めします。電話や面談を通じて、その業者の対応や信頼性を感じ取ることができます。

 

信頼できる施工業者を探すことは、手間がかかるかもしれませんが、長期的に安心してカーポートを利用するための重要なステップです。納得いくまで、ご自身にあった施工業者を探していただき、最適な業者を選んでください。

 

まとめ

このコラムでは、カーポート位置の失敗を防ぐ7つのポイントを解説しました。

  • カーポートのタイプ
  • カーポートの屋根材と採光性
  • カーポートの高さと向き
  • カーポートの設置場所
  • 将来の変化を見通す
  • 設置前のシミュレーション
  • 信頼できる施工業者の選定

カーポート設置の成功には、これらの要素が絡み合い、それぞれが重要な役割を果たします。これら7つのポイントを念頭に置き、計画段階から注意深く考え、行動することで、失敗を避け、カーポートを長期間に渡り快適に使用することができます。

 

群馬県や埼玉県にお住まいの方は、ぜひガーデンデザインAokiにご相談ください。

長年の経験と実績をもとに、あなたのニーズに最適なカーポートを提案します。

私たちの豊富なカーポート施工実績をこのウェブサイトでご覧いただけます。

お問い合わせ、心よりお待ちしております。

 

 

TK邸 ブロック積み

TKさま邸、基礎が出来たので、ブロックを積みます。

繋ぎ目を半分ずらして積み、意匠性を上げます。

ブロックはSBICのリブロックRXです。

目地をずらして積むと素敵に見えますね!!

お問い合わせ