2023年06月08日

OK邸 境界ブロック

OKさま邸、基礎コンクリートが出来たので、境界ブロックを積みました。

建物裏の北側は重量ブロック、南側の道路との境界は化粧ブロックにしました。

新築に引っ越す前がいい?新居に住みながら外構工事をするデメリットとは

外構工事は新居に住みながらでもできるか?

結論。できますが、注意すべきことがあります。

せっかく家を建てるなら、外構にもこだわりたいですよね。予算オーバーや時間の都合上、外構を後回しにする人もいます。

この記事では、新居に住みながら外構工事をするメリット・デメリットを解説します。

外構を後回しにする注意点もお伝えしますので、迷っている人は参考にしてくださいね。

 

住みながら外構工事をするメリット

・住んでみてわかる

・じっくり検討できる

住みながら外構工事をするデメリット

・コストが割高になる

・外からの視線が気になる

・駐車スペースがない

 

今回は、新居に住みながら外構工事をした人の体験談をベースにまとめました。後悔のない外構工事をしたい人は、ぜひ最後まで読んでください。

 

新居に住みながら外構工事をするデメリット

新居の引き渡しがおわってから外構工事をする人もいるでしょう。

住みながら外構工事をするデメリットは何かを、きちんと理解してから計画を進めるとスムーズです。

 

コストが割高になる

新築工事と同時にやった方が安くできる工事もあります。

例えば、土の掘削は、建築中に発生した不要な土と一緒に搬送した方が効率的。土の搬出のためだけにトラックを手配すると、高くつくからです。

他にも、照明を設置したいところに外部コンセントがないと、追加しなくてはなりません。電気設備は電気業者による工事が別途必要なので、割高になります。

 

外からの視線が気になる

外構には、プライバシーを守る役割もあります。

玄関が道路から近いと、ドアを開けただけで通行人と目があってしまいます。さらに、家の中が丸見えになってしまうというケースも。

フェンスや壁がないと、リビングの窓から近隣の視線が気になりますよね。外構が完成するまで、カーテンを閉めっぱなしにせざるを得ません。

 

駐車スペースがない

駐車スペースは、土間コンクリートの打設をするのが一般的です。

コンクリートは固まるまでに数週間かかります。そのため、工事の間は駐車スペースがありません。

市街地であれば、近くのコインパーキングに停めることになります。自宅近くにコインパーキングがない場合は、車を使うたびに歩くのが面倒かもしれません。

 

住みながら外構工事をするメリット

新居に住みながら外構工事をするメリットもあります。新築の工事計画や状況によっては、後から工事をした方がいいかもしれません。

外構を後回しにしてみて・・結果よかった、という声をまとめました。

 

住んでみて分かる

新居に実際に住んでみないと分からないこともあります。

例えば、フェンスの高さについての判断がしやすくなります。目隠しを優先して高くするか、開放感を求めて低くするか?隣地や道路との距離感を現地で把握できるので、寸法は失敗しにくいでしょう。

他にも、コンクリートにするとお手入れは楽ですが、可変性が乏しいです。将来、自家菜園や花壇にしたくても、土がないのでプランター栽培になってしまいます。迷っているうちは、防草シートだけ敷いておくという方法も。

 

じっくり検討できる

建物の仕様決めでぐったりしている上に、外構まで決めるのは正直シンドイです。

ハウスメーカーに外構もお願いして引っ越してみたら、勝手口からゴミ捨てで外へ出る動線が悪い、カーポートに照明がなくて真っ暗で防犯が気になる・・などの体験談も。

引っ越しが落ち着いてから外構を検討すれば、失敗はなかったのかもしれません。

引っ越し前に慌てて決めて後々後悔しないためにも、外構業者を比較し、提示されたプランをしっかり確認しましょう。

 

外構を後回しにする注意点

後から外構工事をする場合の注意点をお伝えします。

外構は、建物と切っても切り離せない部分もあります。外構工事を後回しにする前に、対策を打っておきましょう。

 

建物とセットで計画

建物の計画段階から、外構も大まかなプランを立てておきます。

道路との高低差がある敷地は、建物の契約前に外構工事の概算を把握する必要があります。擁壁は費用もかかりますし、建築の基礎で対応できる部分があるかもしれません。

外構プランを参考に、土留めや電気・水道など最低限の外構工事は新築時にやりましょう。細かいですが、水道工事の汚水枡などが外構プランに干渉しないかも確認してください。

 

予算オーバーを防ぐ

新築に入居後となると、外構工事は家全体の資金計画から外れます。予算オーバーを防ぐためには、優先順位をつけなくてはなりません。

また、外構業者によっても見積り金額に大きな差がでます。複数社を比較検討し、信頼できる外構業者に依頼するのがベストです。

 

荒地は手間がかかる

見落としがちなのが、外構を後回しにすると荒地のまま、しばらくは生活するということ。

雨が降れば靴は泥だらけになるので、玄関ポーチが汚れます。新築だと汚れが目立つため、玄関まわりの掃除頻度が高くなります。

また、荒地はどんどん雑草が生えてくるので、処理をする労力も使います。

 

植栽は最後でもいい理由

植栽は、いわゆるガーデニングに含まれます。緑豊かな植物や色とりどりの花は、日々の暮らしに潤いを与えてくれますよね。

もちろん外構工事と同時でもいいのですが、植栽は最後でもいい理由があります。

 

最適な植栽シーズン

植物の種類や地域により異なりますが、一般的には春と秋です。

春と秋は、気温や土壌の状態が植物の成長と根付きをサポートしやすいからです。

もし真夏や真冬に引っ越しをする場合は、植栽に最適なシーズンを待ちましょう。暑すぎても寒すぎても、木の根が定着しづらいです。

 

ガーデニングのDIY

ガーデニングは、好きな木や花を少しずつ植えて、DIYを楽しむ方法もあります。せっかくなら、庭付き一戸建ての暮らしを満喫してみるのはいかがですか。

子どもの成長に合わせて植樹をしたり、季節にあった花を植えるのもいいでしょう。暮らしながら庭をカスタマイズすることは、かけがえのない家族の思い出になりますよ。

DIYが苦手な人や時間がない場合は、外構業者にガーデニングをまるっと依頼しましょう。

 

まとめ

この記事では、新居に住みながら外構工事をするメリットとデメリットを解説しました。

新築に引っ越す前でなくても、理想どおりの外構やお庭を作ることはできます。

 

住みながら外構工事をするメリット

・住んでみてわかる

・じっくり検討できる

住みながら外構工事をするデメリット

・コストが割高になる

・外からの視線が気になる

・駐車スペースがない

 

エクステリアは「家の顔」ともいわれています。どんなに素敵な家でも、外構がイマイチだと残念な感じに見えてしまいますよね。高級な家ほど、外構にお金をかけていたりします。

限られた予算内でも、満足度の高いエクステリアを提案できる業者があります。

まず、外構プランを依頼して、新築時にやった方が安い外構工事を洗い出してください。つぎに、どの部分を後回しにするかを決めておきます。ここまできたら、あとは外構業者をじっくり検討しましょう。

新居に住みながら外構工事をすると不便はあるものの、実際に住んでみてわかることを判断材料にできるのは大きなメリットです。

自分らしい家づくりのゴールは、外構が完成してから。信頼できる外構業者を選んで、満足度の高い戸建てライフを送りましょう。

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